負けたらベットする金額を2倍にして再ベットする、この独特のベット法で一発逆転を狙うのがマーチンゲール法です。
この攻略法は、無謀とも言えるベット金額の倍々の増やし方によって、多くのドラマなどでギャンブルで身を崩す人物の典型的な手法のように描かれています。
そういった印象から、勝てる確率の低い危険な攻略法が、マーチンゲール法という先入観を持っている方が少なくありません。
では、どの程度危険な攻略法なのか、そんな疑問に対して今回、マーチンゲール法の確率やその低いと思われる勝つための確率を、どのようにオンラインカジノで上げていくのかについて紹介します。
マーチンゲール法を何とか有効に使いたい方にとって、参考になるのではないでしょうか。
また、マーチンゲール法についても、最初に解説していきます。
勝率が低いといわれるマーチンゲール法
マーチンゲール法は、オンラインカジノなどでうまく行くと、どんなに負けていても1回勝てば、ほぼ確実に負けた分を一気に取り戻せるという攻略法です。
具体的な方法としては、負けたら前の勝負でベットした金額の倍にして勝負するという方法です。
例えば、1ドルベットして負けたら、2ドル、2ドルで負けたら4ドル、というように倍々にしていくことで勝負します。
とても分かりやすく、古くから多くのギャンブラーが用いてきた手法でもあります。
理論上は100連敗しても、最後の1勝で全てを取り返る、文字通り必勝法なのですが、勝つまではベット額を倍にする必要があるため莫大な資金が必要です。
また、こういった客がいると、悪質なカジノでは故意にイカサマをするというケースも見られたようです。
もちろんオンラインカジノでは、こういったイカサマはありません。
しかし、ベット上限額が設定されているので、負けが込み過ぎると、強制的に止められるルールが事前に取り決められています。
ちなみにベットする金額は、最初に1ドルスタートでも、10連敗後のベット金額は1,024ドル、理論上では継続できても資金の上では限界をきたしている可能性が高いのではないでしょうか。
マーチンゲール法の確率について
マーチンゲールの確率について、使いやすい勝つ確率の高いゲームと連敗する確率について紹介します。
まず、使いやすい勝つ確率の高いゲームは、ルーレットの配当倍率2倍のゲームです。
例えばルーレットのオッドイーブン(偶数か奇数)やレッドブラック(赤か黒)といった配当倍率2倍、当たる確率が約50%(18/37)のゲームになります。
配当倍率2倍と言うと、ブラックジャックなどを連想しますが、ブラックジャックはカードがどんどん消費されていくので、確率が50%から徐々に変化していくためマーチンゲール法にはあまり向きません。
やや堅い言い方をすると、配当倍率2倍の独立事象によるゲームが、マーチンゲール法に適したゲームです。
独立事象とは、前のゲームの影響を受けないゲームのことを言います。
この前のゲームの影響を受けないゲームという適用は、オンラインカジノであっても変わりありません。
マーチンゲール法のゲームは、理屈の上ではどんなゲームでもできますが、可能であれば、こういったルーレットなどのゲームを選定してプレイするようにしましょう。
連敗する確率についても紹介します。
先ほどの勝率50%であれば、実は連敗する確率は非常に低いことが分かります。
例えば2連敗の時点で25%、5連敗では実に3.125%、莫大なベット金額が必要になると解説した10連敗に至っては0.098%です。
意外と莫大な資金が要求される確率は、低いことが分かります。
ただ、1%程度の確率で6連敗することはあるので、6連敗に耐えられる資金、つまり最初にベットした金額の32倍分を支払える余裕は、最低限持っておくことが重要です。
オンラインカジノでマーチンゲール法の勝率を上げる
オンラインカジノで、マーチンゲール法の確率を上げるには、ルーレットの空回しを行った後でベットして開始することです。
マーチンゲール法は、最初に負ける可能性が一番高い攻略法です。
この最初に負ける確率を最小限にすることで、勝つ確率を上げることができます。
具体的な方法として挙げるのが、ルーレットの空回しです。
ルーレットで、どこにもベットせずに回転させる方法で、オンラインカジノ以外では禁止されている方法です。
この空回しをオンラインカジノで利用し、3回連続で同じ結果が出たところで、それ以外のところでベットします。
例えば、ルーレットで赤黒を見て赤が3回出た時点で、黒にベットするという方法です。
こうすれば、黒が出る確率がとても高くなるので、勝ちやすくなります。
また、連敗が続いて次で少しでも確実に勝ちたいと思った時も一度ベットするのをやめて、このタイミングを見極めてから一気にベットすることで、より当たる確率が上がって勝ちやすくなるでしょう。